BLUE BLUE JAPAN定番のアイテムからミリタリーアイテムをベースにしたアウターなど、これからの時期におすすめのアウターをご紹介。
シルエットはもちろんのこと、素材から加工まで細かい部分までこだわって作ったラインナップです。
ぜひご覧ください。
BLUE BLUE JAPANの冬の定番である5Bジャケットです。スーパーソフトと呼ばれる上質なウール糸を使ったダブルフェイス素材です。経糸と緯糸の打ち込み本数が多く密度の高い上質なウール素材を作り、仕上げでソフトな表面を作っています。フラットな表情と軽くて柔らかく心地よい肌触りが特徴です。この上質なウールを職人さんの手で丁寧に本藍染をしています。奥深くまで本藍を浸透させるため何度も根気強く工程を重ねて深みのある綺麗な藍の色を表現しています。クラシックな雰囲気を持つスタンドラペルのジャケットを現代でも着やすいサイズ感にした定番のスタイルです。素材感を鑑みてフロントのラペルのバランスをブラッシュアップしています。ネック裏と見返しには、同じくスーパーソフトメルトンのDネイビーを使用。肌側の色やフロントのラインを美しくキープしたり、と考慮しています。ボタンは木の実を原料としたナットボタンを手作業で本藍に染めています。職人さんならではの丁寧な手仕事は一つ一つの表情があります。深みのある藍の経年変化とともに楽しんでいただきたいです。
日本に昔からあるワタイリをイメージした暖かなカバーオールです。色々なインディゴの生地を重ね、ポリステルの中綿を裏打ちして昔のワタイリをイメージしたカバーオールです。インディゴの平織生地に色味の異なる柔らかなインディゴネル生地を重ねています。先染めした糸で織るネル生地や、生地染めしたネル生地、ネル起毛の深さの違い、厚みの違い等々、一見すると同じに見えるインディゴ生地も作られた背景が異なると経年変化もそれぞれです。同じくインディゴの糸で織られたダック生地や細かい目が特徴のピンオックスなど、様々なインディゴ生地をあて布で重ねています。それぞれの異なる経年変化をドライストーンという手法で表現しています。ほんの少し昔まで、冬が近くなると各家庭では普段の着物に綿を入れて仕立て直し、温かいワタイリにして寒さを乗り越えるという知恵がありました。ほとんどがお母さんたちの手作業で行われ、家族への優しい思いやりが感じられるワタイリを現代的にアレンジしています。
BLUE BLUE JAPAN定番のJAPANジャケットをもとにボタンレスのさらりと着流す羽織にアレンジしました。ベースはウーステッドウールツイルストレッチを使用。ウーステッドウールとは、毛羽が少なく長く細い羊毛のみを厳選した「梳毛」で紡がれた糸で織られている、光沢としなやかさを持つ、主にスーツなどに使われる様な細番糸を使った目の整ったウール素材の事です。ツイル組織にポリウレタンを入れることで生地の目面をふっくらとさせた表面感が特徴の素材感です。この素材に「カゼノナガレ柄」を顔料プリントで施しました。ウーステッドウールのしなやかな落ち感と「カゼノナガレ」柄を活かして、定番のJAPANジャケットをさらりと着流すシンプルなボタンレス羽織にブラッシュアップしました。ラグランスリーブにすることで肩のラインにウールのソフトな素材が優しくフィットしきれいなシルエットになります。総裏仕様です。袖口の見返しを深くしていて、折り返して表情を変えて着る事ができます。
BLUE BLUE JAPAN定番の5Bジャケットです。撚糸のかかっていない表情豊かなロービングスラブヤーンにトップカラーのリサイクルウールを組み合わせて凹凸のある表面感に仕上げています。ロービングスラブヤーンは通常よりも糸の撚りが甘いため、見た目のボリュームよりも軽量なのが特徴です。この糸の波打つ表情と刺し子ステッチの様なストライプ柄で風の揺らぎをイメージした表情ある素材です。クラシックな雰囲気をもつスタンドラペルのジャケットを現代でも着やすいサイズ感にし、身頃や肩回りに適度なゆとりを持たせています。ネックの立ち上がりはブラッシュアップして、首に沿うきれいなラインにしています。
前身頃は中綿入りでノンステッチ、後ろ身頃や袖パーツには「カゼナミ」柄のキルティングを施したウォームジャケットです。タテ糸にインディゴコットン糸、ヨコ糸に黒のナイロン糸を使用しサテン織にしています。ナイロン特有の軽量でさらっとした風合いですがサテン織にすることで張りを持たせすぎず程よい柔らかさがある素材感が特徴です。後ろ身や袖パーツに使用する素材は前身と同じインディゴナイロンサテンを使用。ミリタリーライナージャケットをベースにしたコンパクトで軽量ながら、暖かい中綿ジャケットです。前身頃と袖は中綿入り、後ろ身頃と袖下パーツに、「カゼナミ」柄のキルティングを施しています。ニットテープでトリミングした軽い仕上がりで、ドット釦で袖口を調整することができます。
BLU BLUE JAPAN定番のモモンガジャケットです。素材感に合わせて微調整をして、ブラッシュアップしました。日本では現在希少になっている編み機で、BLUE BLUE JAPANのオリジナル柄を編みたてたジャカードニットキルト素材です。加工ポリエステル糸を使用していて、耐久性やストレッチ性、速乾性に優れた生地になっています。日本の伝統的な「矢絣」柄をデザインしています。ミリタリーコートをベースにしたジャケットで、リラックスして着ていただけます。モモンガのようにゆったりとしたアームホールが特徴です。襟を立てて小さなボタンをとめると大きなAラインのシルエットにもなります。「矢絣」柄は弓矢を重ねた柄で絣に用いられる和紋です。幸せを射抜く、という意味があり厄除けや縁起の良い柄といわれています。
袖付けのラインがきれいなベーシックなカバーオールです。カセ染めにした本藍の糸を使用している為うっすらと縦に走るムラが特徴。ドビー織機で二重織にすることで重たくならずに厚みと弾力が出ます。糸を染色する工程、生地を織り上げ仕上げをする工程のそれぞれで高温の熱をつかわず乾燥させることで柔らかくふくらみのある風合いに仕上げています。着心地を追及して作られ長年定番として続けているオリジナルの刺し子素材です。定番のカバーオールさらにブラッシュアップし、動きやすさはもちろん見た目のシルエットの美しさにも気を配りました。使いやすい大き目サイズのポケットは手を入れやすいよう、付け位置にもこだわっています。
パイピングコードをあしらった中綿入りのジップアップブルゾンです。タテ糸に100/2のキナリ糸を、ヨコ糸には40/1のロープ染色をしたインディゴの糸を打ち込んでいます。100番という細くしなやかなタテ糸とヨコ糸の表現でインディゴらしい質感と繊細な柄を表現しています。「心地よく吹く風のモヨウ」を表現した和模様のジャカード素材です。風を現した線が入れ子になっている様子は重ねて縁起が良いとされて、和柄によく使われている手法を表現しました。ダークネイビーのハイゲージリブとパイピングコードがポイントのジップアップジャケットです。ジャカード素材は生地でワンウォッシュタンブラー加工を施し、素材のふくらみとウォーム感があり、中綿をパディングしているのでライトな印象ながら暖かく着られます。ディテールはスタンダード、着丈はコンパクトにしてブラッシュアップしたシルエットです。
素材の表情を生かしたシンプルな比翼仕立てのコンパクトなバランスのジャケットです。タテ糸、ヨコ糸とも生成のベースに太番手のグレーのトップヤーンを使用し二重ビームで織りあげた刺し子生地です。この生地をベースに古くから「おしろい」などに使用されている「鉛白(エンパク)」を顔料にのせ、ウォッシュタンブラー加工で仕上げています。程よく落とした顔料が素材の表情を引き出します。素材の表情を活かしたシンプルなスタンドカラーのジャケットです。身頃は程よい分量のストレートシルエットでコンパクトな着丈、ジャストサイズな着こなしがおすすめです。比翼仕立てで釦を出さず、ウォッシュしたアタリの表情が活きる様にしています。冬のホワイトスタイリングをお楽しみください。
肩先が少しドロップする、程良いボリュームのボックスシルエットがお勧めの2Bテーラージャケットです。タテ糸はコットン、ヨコ糸はコットンとウールで、ジャカード柄を表現しています。ジャガード織機で二重組織のように織り上げ、生地をタンブラー仕上げすることで軽くてふくらみのある素材感にしています。ウールの光沢とコットンのマットな質感、タテに黒、ヨコに紺を掛け合わせることにより、「カゼノナガレ」柄を表現。コットンベースのこの素材感はロングシーズン着用できます。ラペル幅をコンパクトにして、スタンダードなVゾーンのバランスがさらりと羽織ってサマになる2Bテーラージャケットです。身幅と肩幅は大きすぎず、程よく余裕を持たせたボックスシルエット。ジャカード柄を活かし全体感はシンプルながら、表面にステッチを施したポケットで遊びのあるディテールのジャケットにしています。
すっきり細めのフロッグボタンがポイントのスタンドカラージャケットです。ふっくらと厚みのある2重織組織のサシコ生地は厚みがありながら柔らかいのが特徴。膨らんだ繊維の中に空気を含み、保温性もあります。刺し子部分には16番手の糸を3本撚って太くしたものを2本引き揃えて使用し織りあげています。緯糸と緯糸、太さの違う異番手使いにすることで刺し子独特の凹凸感のある表情を出しています。もともとキナリ色のこの生地を使い、製品にした後に一点つづ職人の手作業で漆黒色に染め上げています。身幅、袖幅をたっぷりとったゆったりシルエット。刺し子生地の持つ柔らかな丸みを活かしたジャケットでリラックスした着心地です。フロントに施したすっきりと細めのフロッグボタンでシャープな印象を加えています。
シンプルなステッチのダウンフードベストです。タテ糸にインディゴコットン糸、ヨコ糸に黒のナイロン糸を使用しサテン織にしています。ナイロン特有の軽量でさらっとした風合いですが、サテン織にすることで張りを持たせすぎず程よい柔らかさがある素材感が特徴です。中材には羽毛布団やダウンジャケットなどを回収しリサイクルされたダウンを使用しています。不純物が混じらないように手作業で解体が行われます。さらに水の濁りがなくなるまで徹底的に洗浄しているためふっくらとしたダウンへと復活します。バランス感を重視し、ボトムを選ばず着られる一着となっています。程よい分量感でレイヤーしやすく、シンプルに施したダウンステッチがアクセントのフードベストです。顔周りに沿うようにした衿続きのフードが暖かくポイントです。アームホールはゴムギャザーディテールで肩先が跳ねずにおさまり、着こなしやすくしています。フード周りと裾にあるドローコードを調節して、着た時に心地よいバランスをつくることができる様にしました。ジャストサイズで着るのもお勧めですが、ゆとりをもってサイズアップしても素敵に着られます。