聖林公司は、1972年に「HOLLYWOOD RANCH MARKET」をオープンして以来、
アメリカのスタンダードなウエアをとても大切にしてきました。
その中でもデニムやデニムシャツは、
ヴィンテージデニムを参考に生地から縫製にいたるまで強いこだわりを持ち長年作り続けてきた、
私たちを代表する製品のひとつです。
「BLUE BLUE」のインディゴブルーは身に着けるほどに色の変化が現れ、その風合いも楽しんでいただけます。
アメリカの原綿から紡績したムラ糸を使用して、昔ながらの力織機で織り上げています。
聖林公司のデニムはセルビッチ幅が狭く、一日一反(ジーンズ10~15本)ほどしか生産されない旧式の力織機を使用しており、この織機が織り出す生地は、独特な風合いとやわらかさを持っています。
経糸(たていと)は「本藍」または「インディゴ」にタンニンや鉄分を加えた昔ながらの原料を使用して、かせ染めもしくはロープ染色を施しています。 緯糸(よこいと)はタンニン染めや草木染めで自然な生成りの色合いに仕上げ、「本藍」や「インディゴ」との色合いに深みを加えています。
浴槽の中に糸の束を漬けて染める「本藍」に用いる手法です。糸の芯まで深く染まり、穿き込むほどに深みを帯びた藍色のグラデーションを楽しめます。
糸をロープ状に束ねてプールのような容器の中に幾度も繰り返し浸していく「インディゴ染料」に用いる手法です。 浸される回数により、赤茶色だった糸が空気中で酸化し、だんだんと濃いブルーに変化していきます。 糸の芯まで染まらないこの染色方法のデニムは、インディゴならではのアタリを楽しめます。
糸を織りあげる時に、経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を交互に組み合わせる「製織工程(=織り)」を行う機械の総称。 聖林公司ではパッチやピスネーム、ボタン、リベットにいたるまでオリジナルのパーツを使用しています。 さまざまなモデルに似合う、それぞれのパーツが選ばれます。 特にレザーパッチは、紙だけでなく牛革や山羊革も備えており、洗い込むごとに独特の表情に変化していきます。
BLUE BLUEのデニムシャツは、オリジナル製品を始めた当初から素材や縫製にこだわり作り続けてきました。
私たちを代表するモノづくりの一つである ウエスタンシャツは、聖林公司が30年近く改良を重ねながら作り続けて現在の「ST814」モデルになっています。
生地は細番手の糸で織られたオリジナル8オンスデニムを使い、これによりやわらかい独特の質感を生み、洗い込むごとに味わい深い色落ちも楽しめます。
ダブルフラップポケットやタフな巻き縫い、襟のステッチなど細かなこだわりに加え、パターンは現代に沿ったオリジナルのディテールで仕上げています。
加工違いで3種類の展開があります。