About
ダッフルコートの代名詞として世界的に名を馳せる英国ブランド「グローバーオール」。1951年、セントポール大聖堂に程近いロンドンの工場にて、前身のモリス・ファミリー社をスタート。第2次世界大戦後に英国国防省の委託を受けて、不要となったダッフルコートや手袋などを販売したことをきっかけに「グローバーオール」と改名、本格的にダッフルコートの生産を開始します。最高の素材、妥協を許さない英国職人の技術を哲学に、安心の品質、進化し続ける姿勢が高い評価を獲得。カジュアルからフォーマルまで幅広く使える定番コートとして、幅広い層から長きに渡り愛され続けています。
グローバーオール社の代表的なアイテム、モンティ ダッフル コートを別注しました。第二次世界大戦でイギリス海軍によって使用されたダッフルコートである「モンティ」。当時、ダッフルコートを愛用していた英国陸軍のモンゴメリー元帥の愛称から名付けられたモデルです。元々制服の上に羽織ることを想定したオーバーコートの為、ゆとりのあるサイズ感でジャケットや厚手のニットの上からも羽織れます。流行り廃り関係なく、長く愛用いただけるコート。
今回、内側のコットンへリンボーンテープ部分を別注しました。内側のコットンへリンボーンテープをすべてナチュラルカラーに変更し、左身頃裏には「BLUE BLUE」の手押しスタンプを入れました。ブランドネームが付いている襟元には、グローバルオール社とBLUE BLUE両方のブランドネームを配置しています。
フード部分には、フードをコンパクトに納めるためのスナップボタンが付いていて、状況に合わせて小さくすることができます。また、フードに固定されたチンストラップが付いており、雨風にさらされる船上でしっかり防寒する為の仕様が盛り込まれています。
フロントには木製のトグルとジュートループを使用し、グローブを付けたままでも着脱が出来るよう考えられています。グローバーオールがミリタリーものを作っていた証とも言える、裾の跳ね上がりを防止するストラップは、甲板の上で作業をする際に風で裾がバタつかないよう足を通してバタつきを防ぐように作られています。